機械振興賞

本制度は、我が国機械産業における技術開発の一層の促進を図るため、優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰することにより、我が国機械産業の振興に資することを目的としています。

現在の「機械振興賞」制度は、中小企業の技術開発水準の向上に鑑み、旧「機械振興協会賞」（昭和41年度～平成14年度実施）および旧「中堅・中小企業新機械開発賞」（昭和45年度～平成14年度実施）を整理統合して平成15年に創設された「新機械振興賞」が、１５回を重ねたことを機会に平成３０年度より「機械振興賞」と名称を改めたものです。なお本制度の運営にあたっては、特に、中小企業および小規模事業者における機械産業技術の進歩・発展が促進されるよう配慮しております。

本制度では「機械振興協会会長賞」「審査委員長特別賞（小規模事業者の方の業績を対象）」「奨励賞（第54回創設）」が授与されるほか、特に優秀と認められる業績に対して「経済産業大臣賞」「中小企業庁長官賞」の授与を申請します。また次の賞を受賞した研究開発担当者に対して当協会より賞金を贈呈します。（経済産業大臣賞：80万円、中小企業庁長官賞：50万円、機械振興協会会長賞および中小企業基盤整備機構理事長賞：30万円、審査委員長特別賞：20万円）

本制度は、経済産業省、中小企業庁、中小企業基盤整備機構、産業技術総合研究所、新エネルギー・産業技術総合開発機構、日本政策投資銀行、日本政策金融公庫、東京中小企業投資育成、名古屋中小企業投資育成、大阪中小企業投資育成、日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、発明協会、ＪＫＡ、日本機械工業連合会、日本技術士会、中小企業診断協会、日本経済新聞社、日刊工業新聞社の後援（予定）のもと実施しております。